先日購入したPS2のアクションゲーム"ワンダと巨像"をクリアしました。クリアするまでにそれほど時間もかからないので1度はやってみるとよいゲームだと思います。ただしアクションが苦手な人にはちょっと難しいかもしれませんが。。。
以下感想です。
「女の子を助けるために巨像を倒す」というシンプルなストーリーが余分な要素が全く無しに繰り広げられ、相対的に巨像との戦いの比重がとてもとても大きくなっています(というかそれしかない)。その分このゲームの評価は巨像との戦いに集約されるのですが、これは最高です。雑誌やCMなどで見聞きしていても、実際に最初の巨像に出会ったときのスケール感や雰囲気は圧倒的でした。(思わず最初は逃げてしまったほどです。)そして、それに臆することなく戦うワンダはすごいの一言。絶対勝てないように思われた相手をついに倒したときは素直に感動しました。
また、ひたすら次々と巨像と戦うことになるのですが、それを全くマンネリ化させない演出もたいしたものだと思います。様々な種類の巨像に対してまるで映画のようなカッコイイ戦いが繰り広げられます。こんな風だったら格好いいな、と思った通りに動いたときの爽快さはやみつきになりそうです^^
ただし、その巨像を見つけるまでが結構大変で苦労しました。剣の光が指す方向に巨像がいることはわかるのですが、実際には回り道をしないといけなかったりこの崖の上に行きたいのになぁと思うことも多かったりな上、全体を見渡しにくいのでどっちに行ったらいいのかわかりづらいです。また、特にイベントもなく淡泊に過ぎていくので、もっとあっさり巨像まで行ってもいいかなと思いました。
あと、ネタバレになるので詳しくは書けませんが、いまいちエンディングに納得がいきませんでした。散々苦労した割にこういう結末なの?というのがストーリーの善し悪しというよりちょっとガッカリだったのが残念。。。
全体的な印象としては、良くも悪くもとにかく巨像との戦闘を楽しむゲームだと思います。また、作成する側も実験的にこのゲームを作ったのかな、という気もしました。環境(世界)を作って、そこに巨像を創造した、さあこれを倒せ、というだけでどこまでゲームになるのかにチャレンジしたというような感じです。
とりあえず今はエンディングのショックから立ち直って2周目にチャレンジ中です。ちょこちょことお楽しみ要素もあるようなのでもうしばらくプレイするつもりです。
最後に。巨像との戦闘を盛り上げてくれる音楽がとても良かったです。クライマックスに近づいているんだ、ということが音楽から伝わってきて剣を持つ手にも力が入りました。サントラが出たら買おうかなー。
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